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いま、不登校を考える

 宝塚で毎月「オヤジの会」を続けていますが、参加されたお父さんが「中2の娘が不登校をはじめ、すでに3ヶ月が経過しました。」と話し始めました。娘さんは1ヶ月経ったころ、教科書とノートをガムテープでぐるぐる巻きにして、ゴミ袋に詰め込んでいました。さらに数日後カバンも制服もゴミ袋に入れていたというのです。自分の部屋から学校の臭いがするものを消したかったのかもしれませんとお父さんは語っていました。つまり娘さんの登校拒否宣言であり、学校との決別宣言だろうなと思います。不登校をはじめた当初は、学校にもどることに神経は集中していますが、1ヶ月もすれば、ゆっくり考える余裕もできて、もどるべきかもどらないのかを自問自答します。そして出した結論が、娘さんの場合、学校に見切りをつけ、不登校でいこうと決めたわけですね。だからといって、すべての不安が消えたわけではなく、悶々とする日もないわけではありません。それでもなんとか自分の中で折り合いをつけながら成長していくんだと思います。学校だけが子どもの進む道ではないですね。
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by orero95 | 2016-02-17 14:24  

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