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不登校の意味

 先日伊丹市の伊丹ホールで「不登校の意味」について話す機会があった。参加者は大人ばかりでなく、主催者が青少年活動をサポートしているNPOであったことから、高校生の参加もあり、講演のあとの大人相手に考えていたワークショップを急遽とりやめることにした。ワークショップそのものもあまりくわしくはなく、これまでグループに分かれて意見を出し合ったり、人の話に耳を傾けるレッスンをしたりの浅い経験だから、今回に関しては「不登校」や「いじめ」に対するワークショップを予定し、準備していたが、元気に学校へ通っている生徒がたくさん集まっているのだから、不登校をテーマにするより、若者が地域にどう関わり、貢献するかというテーマのほうが関心が集まるだろうと考え、15分間の休憩の間に、まったくちがったワークショップをひねり出し、公表した。

 その結果、おもしろいように集会はもりあがったが、中には快く思わなかった人もいたようで、「むちゃぶりはしないで欲しい」というアンケートがあった。きっと「不登校」についてもっとじっくり話を聞き、意見も言いたかった方かもしれない。もうしわけなかったなと思う。

 しかし、集会の翌日、その集会に参加していた婦人から問い合わせのメールがあった。「もうすこしゆっくりお話が聞きたい」と。話はどんどん進展し、伊丹で「不登校を考える親の会」を立ち上げようというところまで展開している。すこし落ち込んでいた僕にとって、うれしいメールでした。3月には再度伊丹の地をたずね、不登校についてしっかり話したいと思っています。不登校の意味_a0007533_19125635.jpg

by orero95 | 2012-01-30 19:08  

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